窓を開けたまま寝ていたら明け方に寒くなってきたが面倒なのでそのまま寝ていた。
持病の鼻炎が始まるだんになってようやく起き上がり窓を閉める。
6:00。高いところを雲が覆っているが明るい空。
いつもはなかなか起きないsugiもさすがに目を覚ましたので7:30に食堂へ。
採れたての高原レタスのサラダは食べ放題。
しっかりご飯もお代わりして、ご馳走様でした。
8:30にはバイクの暖気も済んでいつもより早い出発。

野辺山駅でみやげ物を買う。
空はすっかり晴れてキャベツ(レタス?)畑のむこうに八ヶ岳がくっきり。
流れのよい国道をしばらく走って松原湖を左折、八ヶ岳林道を目指す。
以前通ったルートをナビに記録しておいたお陰で迷うことなく到着。
八ヶ岳

八ヶ岳林道は道幅が狭く急勾配。
前回に比べてより狭く感じるのは背丈ほどに伸びた草が垣根のように周りを囲っているせいか。
緑の間に途切れず続いている白いワダチをガコガコとトレースしてゆくが、なかなかハード。
行程の2/3ほど進んだ砂防ダムで小休止。くたびれた〜。汗とか
蝉時雨の中、吹く風がさわやかで救われる。


再び走り出すと拳大の石がゴロゴロの長い直線が現れた。ここは記憶にあるぞ。
去年この先の残雪でタイヤを取られ林にダイブしたのだ。sn
今はもちろん雪などあろうはずもなく無事に舗装路へ到達。
休憩中に広くて整備の行き届いた舗装路をモタードの集団が恐ろしいスピードで駆け抜けて行った。


ここから数百m先にある日石林道でもと来た方向へと下ることにしよう。
牧場の中を抜ける景色のよいルートと聞いて是非走ってみたかった道。
始めのうちこそフラットで走りやすかったが徐々にゴロ石が多くなり手強くなってきた。
クレバス通過は出来るだけ直角に進入するよう気をつけていたが、道を縦断するほど大きなクレバスに戸惑い、やや鋭角に入ってしまった。
前輪が意図せぬ方向へ大きく傾き、あわや転倒というところをかろうじて難を逃れ肝を冷す。無言、汗
sugiのテールにつけたカメラが一部始終を捕らえていた。


林を抜けた先に牧場が広がっていた。
波打つように緑の大地が続いていて果が知れないほど広大。
柵の向こうに牛がいて、我々の姿を見つけるとゆっくりと集まってきた。
10頭くらいだろうか。鼻の頭に玉のような汗をかいている。
牛

牛たちに挨拶をすませて先へ進む。
近づくまで気づかなかったがその先の大木の陰には数十頭の黒い牛が点々と寝ころんでいた。
こちらの集団は我々にはまったく無関心。

牧場の先の小さい集落を抜けるともう一本ダートの道があったはず。
ナビの記録を頼りに草に埋もれそうな狭い分岐を発見。進入開始。
ここも垣根のような草に阻まれたブランドカーブが続くが、直線になると前を行くsugiはグワッっとアクセルを開けて姿が見えなくなる。。。
遅れてならじと追撃すること約7分、麓の集落へ到達。
道でたむろしていた子供やお母さんたちの視線が熱い。どもども。。。汗とか


国道へ戻って給油を済ませたら小海から東へ。目指すは信濃山林道。
茂来山の斜面にあるこの林道はハート形の周回路。
昨年5月に初めて踏み込んだときには途中で後悔して二度と来ないと誓った悪路。
いやぁ、怖いもの見たさってやつですかねぇ。。。うしし汗とか

信濃山林道起点にはBMWのバイクが1台いて我々と入れ違いに登って行った。
しかしすぐにエンジン音が引き返してくる。ゲートが閉まっているのか?
様子を聞こうと思ったがそのまま行ってしまったので自分で見てくるしかない。
まあ、閉まっているといわれても自分で確かめに行くんだけどね。

登り始めはフラットで走りやすい。
しばらく行くとやはりゲートが閉まっていた。
しかしここにもエスケープゾーンが。悪いおやじ再び降臨。ねこ汗とか
ちょっとビビリつつも林の間を無事通過することが出来た。

だんだん傾斜がきつくなり、カーブで失速するとドコドコドコドコ・・・。
頂上近くになると岩が目立ちはじめるが、芝生のような草が一面を覆っていて路面が確認できない。
穴でもあいていたらアウトだが前を行くsugiは気にする風でもない。このおっさん怖いもの知らずか?
まあ、sugiが進んでいるので障害はないのだろう。ままよっとアクセルを開ける。


登山口を過ぎて下りになったが前回ほど恐怖感がない。
すぐ脇が崖なので慎重ではあるが楽しみながら走れる。いいねぇ。
調子に乗って走っていたら突然sugiが停止。危うく追突しそうになる。
見れば再びゲート出現。

こちらにも先人の通った跡が脇にあるが距離が短く、くの字に曲がっている。嫌な予感。無言、汗
まずはsugiがトライ。途中でエンストしつつも無事通過。
私も助走をつけてスタート。
最初の段差を乗り越えて方向を定めようとしたところで車体が右へ傾き支えきれずにバイクを投げる。
あ〜ぁ、やっちゃった。sugi、早く助けにきて・・・汗;

二人でバイクを起こした後、脱出角度を調整するため車体を後ろに引っ張る。
傾斜に阻まれて思ったほど下がれないが、もうここから行くしかない。
意を決してスタート。
ギャップを越えた瞬間前輪が大きく傾き「やばい!」と思いつつも何とか通過。怖かった〜。sn


無事に周回路を一周。
前回はローギアまで使った必死の走りで全然楽しめなかったが、今回はほどよい緊張感を伴って野趣あふれる道を満喫できた。崖崩れの箇所が補修されたのが大きいのかもしれない。
今度訪れるときにはまた違う顔を見せてくれるかな。
信濃山林道起点

ここからは茂来林道。
途中の舗装区間も含めると20km近いロングダート。
フラットな路面だが黄色い花をつけた背丈以上の草が脇から押し寄せて行く手を邪魔をする。
左肩にタックルを受けつつ首を右に傾けて進む。

舗装路の先は登りの山道。
前回こんなに長いダートを走った記憶がなかったので道を間違えたかと思ったがせっかくのダートなので最後まで行ってみることに。
やがてナビに記した予定地に近づいてきて間違いでなかったことがわかる。

124号線に出てぶどう峠を越え299号線へ。
昼をとっくに過ぎているので食事をしたいのだがそれらしい店が見つからない。
大きな建物があったので入ってみたが資料館に土産物屋が併設されているだけで食堂はなし。
土産物屋のカップラーメンをすするのは寂しすぎる・・・。

少し進んだ先に食堂を発見。アップロードファイル
間口こそ小さく見えるが中は大変広く、眼下に神流川の清流も望めてロケーションも良い。
焼肉がメインのようで各テーブルに焼き網が常設されている。
焼肉定食はその場で焼きながら食べられるそうで旨そうだったがちょっとヘビーなので敬遠。
「猪ぶーカレー」ってなんだろう。猪豚がここの売りらしいのでこれを注文。
サラダや突き出しもついて600円。カレーの上にはスライスされた野菜ものって凝っている。
肉が細かすぎるのが残念だが、小さいかけらを発見して味わってみるとたしかに豚とは違う感じ。
後から来た初老の夫婦は猪豚が目当てだったようだがすでに売り切れと聞いて残念そうだった。
ここってわりと有名な店なのかもしれない。
猪ぶーカレー

14:30に店を出る。
ここからは久しぶりに天丸山のダートを通る。台風で崩れていないといいのだけれど・・・。
落石が多い舗装路をどんどん登って頂上の天丸トンネル。
以前はこの先がダートだったのだがすっかり舗装されて綺麗なアスファルトが続いている。
崩落の上ではしゃぐ危ないおじさん。
崖の上のsugi

周囲は迫力ある巨岩の壁。
天丸山の巨岩

しばらく下ってやっとダート突入。
荒れた個所もあるが特に苦労なく進める。
勾配が緩やかになってくると脇を流れる清流を眺める余裕も出てくる。
素掘りのトンネルを抜ければ終点ももうすぐ。

中津峡から先は何度も通ったなじみのルートで、17:00に有間峠。
遠く新宿のビル群まで見渡せる好天。太陽
有間峠

休憩中にオフ車が1台到着して挨拶。
互いの今日の道程などを話しながらふとナンバープレートを見ると三河ナンバー。
最近愛知県から青梅に引っ越されたそうで、今日は近場を偵察に来られたという。
バイクはヘッドライトこそ軽量なものに交換されているが私のものと年式も近いBAJA。
しかもOZワークスのマフラーにスプロケット交換など共通点が多く話が盛り上がる。
一時間近く談笑して、また会いましょうとお別れ。
インターネットの環境が整ったらホームページに遊びに来てくれるのが楽しみ。笑い。ピース

大名栗林道は通り抜けられるらしいとの情報をもらったので進入開始。
しばらく走ってところでsugiが急停止。崖の下を覗いている。
「なになに、鹿でもいた?」
「熊!」
「え?クマ!?」
まだそこにいるというので目を凝らすが見つからなかった。
熊に出くわしたのは初めてだなぁ。えぇ

昨日登って来た有間林道の合流点を過ぎるとクレバスなどが目立ち始めたが問題なし。
終盤にきて荒れた部分があるもののここを過ぎればまたいつもの状態に戻って一安心・・・。
と思ったら、またまたsugiが転倒。最後まで話題を提供してくれてありがとう、ありがとう。汗;
これまた「なんでここで?」って場所だがフロントが滑ったのを立て直してハイサイド気味に前方に飛ばされたという。本人はゴロンと一回転。

怪我もないのでとりあえずバイクを起こそうとしていたら後ろからエンジン音。
ブラインドカーブで危険なので慌てて手を振って合図。
相手も気がついて止ってくれたが傾斜が急だったので立ちゴケしちゃった。あらら・・・。無言、汗
「すいません・・・」
「いえ、こちらこそ・・・」

一息ついたところでなんでこんなにコケるのか話し合う。
キャブの調子が悪いから?
中古のタイヤが硬すぎる?
いろいろ原因を探って出た答えは・・・
腕が悪いから。。。なっとく。うしし

工事現場は林道起点のすぐ近くだった。
すでに9割がた工事も終わって復旧も間近だろう。
あ〜面白かった。
林道を出たらタイヤの圧を調整して家を目指すのみ。
下界は思いのほか渋滞もなく帰りは楽々で、21:00帰宅。

無事に帰ればすべてが笑い話。
ちょっと危なげなこともあったけど最近刺激が足りないおじさんにはほどよいスパイス。
だからお山はやめられない。グー!

〜おしまい〜

<走行距離:509km>

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