梅雨明けを待ちきれずに計画したツーリング。
思いのほか好天に恵まれたのでちょっとハードなスケジュールを敢行。
奥多摩から塩山市へ抜けた後、車道としては日本最高の大弛峠を越える計画。
新しい相棒(バイク)を手に入れたsugiとの久しぶりのツーショットなんだけど・・・いつも途中で調子を崩す私のお株を今回はsugiに取られてしまいました。。。

6:30にsugiと合流しいつものルートで青梅に到着。給油や食料調達を済ませる。
コンビニのおねえちゃんにすすめられてクジを引くと缶コーヒーが当たった。ラッキー!
sugiはというと「え?クジ?なにそれ???」・・・ナハハ。汗とか
これが今日の運命の分かれ道だったのかな。

普段ならここから北上して大名栗林道を目指すのだが今回は青梅街道で奥多摩へ。
車の流れも良く順調に奥多摩湖を通過、勾配が急になってきたところで本日最初の目的地「横手山林道」到着。
ところが入口は鎖のゲートで封鎖されていた。
横手川林道起点

横手山林道は昨年9月にもソロで来たが、その時は曲りなりにも走ることができた。
今回sugiのリクエストで再訪となったのだが下調べを怠って残念な結果。
とりあえず反対側まで行ってみようと青梅街道で回り込むと、意外にこちら側にはバリケードがなかった。
砂利のダートをしばらく進んで遊歩道の入り口がある広場で一旦停止。
ビデオ撮影の準備をしているとキノコ狩りに来ていたおじさんに話しかけられた。
袋いっぱいに詰め込んだ旨そうなキノコを披露しながら悦に入っているが分けてくれるわけではないらしい。汗;
ひとしきり話した後おじさんと別れて先へ進むがすぐ先がバリケードで封鎖されていた。
休憩中

ところでsugiの新しいバイクだがキャブをいじって「高回転仕様」にしてあるとか。
ぶん回して乗ることを想定してかオイルクーラーも装備している。
面白そうなのでそのまま乗っているのだが低回転域ではボコついて走りづらいらしい。
パワーバンドに乗ると「すばらしくいい調子」とは本人談。
sugiのRAID

横手山林道をピストンした後すぐ向かいの「大タル林道」へ。
ここも通り抜けはできないピストンだが林に囲まれた気持ちのよいルート。
大タル林道を往復して青梅街道へ戻ったらワインディングロードで柳沢峠を越え塩山へ下る。


ここから北上して金峰牧場へ行きたいのだがいまいち記憶があやふやで、道を一本間違えて大回りをしてしまう。
ここでアクシデント発生。前を走っていたsugiが突然転倒!!びっくり
倒れた拍子にエンジンの熱で足を火傷してしまった。
大怪我がなかったのが幸い。
年式の割に綺麗だったバイクにははやくも擦り傷が付いてしまった・・・。
sugiの受難

聞けば突然ノッキングのような症状が起こりコントロールを失ったらしい。
路肩は落ち葉と泥が堆積して非常に滑りやすくなっていた。路面に付いた傷が生々しい。
この転倒を機にさらにバイクの調子が悪くなったようで、前輪の曲がりは蹴りで修正できたものの、エンジンの吹けが悪く低回転でも高回転でもボコつくようになってしまった・・・。
高度上昇による気圧の変化も影響しているのかもしれない。

金峰牧場からいよいよ大弛峠を目指す。
数年前に来た時には下から流れ込む龍のような雲に心を奪われたものだが、今日の雲は高いところにあってあの光景は拝めなかった。
sugiは非常に狭いパワーバンドを駆使して懸命に走っているが後ろにいてもボコボコいう排気音が聞こえてきて、タイトカーブは特に辛そう。1速まで落とす場面もあったとか・・・。汗とか
なんとか大弛峠に辿りついたが開口一番「ぜんぜんダメだ〜!!」
大弛峠

買ってきたパンをかじりながらゆっくり休憩。
相変わらず頂上付近は駐車の車であふれており登山客でにぎわっている。
中高年のパーティーが何組も我々の横を歩いて行った。
30分もすると寒くなってきたのでそろそろ出発。
ここからはダートで長野側へ下る。

悪路で名高い「川上牧丘林道」もいまや整備が進んで大量の砂利が入れられ、以前のような大岩ゴロゴロのガレ場はないので全く不安を感じない。ちょっと寂しいなぁ・・・。
対向してくる四輪に気をつけながら白樺林の中を麓まで一気に下る。


下りのせいかやや調子を戻したsugiのRAID。そろそろ給油のタイミング。
なんとリッター18kmという驚異的な大食らいなのだ・・・。えぇ

秋山から相木林道に進入。
支線の登りは締まった土のダートで走りやすいが本線は岩まじりの砂利でハンドルを取られる。
こういう路面ではやはり足を突き出した方が多少リアが滑ってもコントロールが効いて不安がない。
前方のsugiが急停止。対向してきたバイクと危うく正面衝突するところだった。
対向車はバイクもウエァも新しそうな林道ビギナーとお見受けした。左側を走りましょうね。

舗装路に出るところでゲートが閉まっていた。秋山側には何もなかったのに・・・。
側面もがっちり固められて隙がない。これは下をくぐるしかないなぁ・・・。
sugiはそんなこと上手く出来るかいぶかしげだが以前にも経験がある私は楽観的。二人掛かりなら何とかなるっしょ。

高さ1mほどのゲートをくぐらせるには地面すれすれまで車体を傾けないといけないが当然支えるのがきつい。ハンドルさえ通せばなんとかなるんだが・・・。
「いいか・・・!?」
「ちょっと待って・・・」
タンクから盛大にガソリンが漏れているが気にしてられない。
格闘すること数分、無事2台を押し通した。
「へへへ・・・」と笑い合いながらしばらく上がった息を整える。笑い。


三国峠に16:00。まだまだ明るい。
sugiのRAIDと対照的に私のBAJAは絶好調。
先日の始動不良の影響もなく始動から走行まで何もトラブルなし。
懸念していたオイルの異常消費も、油温計からの漏れを防止してから治まったよう。
ただ、先日加工したヒートシンクの効果は芳しくなく、相変わらず油温計は125℃付近でとどまっている。
三国峠

バイクの調子は問題ないが乗り手に変化が。目が見えにくくなってきた。
利き目の左目が焦点を合わせられず路面の石がぼやけて遠近感がつかみづらい。乱視か?
この症状初めてではない。去年「栗原川林道」を走った時にも感じた。
その後は症状が現れなかったので気にしていなかったが、疲れると発症するのかなぁ???
まあ、うっとおしいのは確かだがアクセルを緩めるでもなく中津川林道をいっきに下ってゆく。

麓のふれあいの森で一休み。
浴衣姿の宿泊客が声をかけて行く。こちらも風呂に入ってビールを開けたい気分。アップロードファイル
先はまだ長いなぁ・・・。
ふれあいの森

有間峠に着いたのは19:00。
日が暮れかけているがこの時点では「大名栗林道」を通って帰ろうと相談していた。
有間峠

走りだしてすぐに「ダメだこりゃぁ〜!!」
日陰に入ると路面状況が全然見えないじゃん。
っていうか道はどっちだ!?
油膜で曇ってしまったシールドをあげると視界が少し回復。でも大名栗はムリ、ムリ。
そのまま名栗湖まで下る。

車に追従してたらたら走っていると名栗湖の湖面に光る物体が!なんだ、なんだ。
気がつけば湖畔にカメラを構えたギャラリーもいる。
見え隠れする光の正体は竜の形をしたボートらしい。
もっとよく見たいんだけど前を行くsugiは止まる気配がないのでそのまま通過。。。

20:30、青梅のGSで給油。燃費は27.0km/Lでまあまあか。
sugiは本日3度目の給油。
平地に戻ったらバイクの調子も戻ったらしいがやっぱりノーマルに戻した方がいいね。

下界は相変わらずの渋滞だがここまでくれば慌てることもない。
飯でも食ってゆっくり帰ろう。

〜おしまい〜
<走行距離:392km>
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